草津熱湯温泉マラソンに出てきた



2011年5月に、震災復興チャリティーの名前が冠されたマラソン大会に出てきました。

    


場所は群馬県の象徴とも言える「草津温泉」。
遠くの方々には長野県にあると思われてたりするらしいですけどね。

草津は群馬の北西の山間部に位置しており、標高1,200mとかなりの高所ながらに温泉街やホテルなどがひしめく娯楽スポットであります。


その特色ある地形から、高原コース⇒市街地・温泉街コース⇒林間コース⇒山岳コースと目まぐるしくその表情を変えていくランナー泣かせの設定と言えるでしょう。








しかし、今回一番のランナー泣かせだったのは天候でした。
台風が近づいている影響で、昨日から結構な雨足で振り続けていたのでした。


  



「空模様と一緒でテンションがあがらない」

「風邪をひいたらどうする?」

「今日は本当にやるんですか?」


等など、メンバーからの泣き言が多い多い。






陸上のレースで中止になるケースなんてことはほとんどなく、どんな天候でもオールラウンドに走らねばならんのですよ。


   



恐らく、どんなに悪天候でも8割のランナーは集まってくるでしょう。











みんな同じ条件なんだから文句言うな!
こちとら、数日前に生まれた新生児残して、レースに参加してるんだぞ!



     


我ながらこれ以上説得力ある言葉は見つかりません。






つづく













草津熱湯温泉マラソンに出てきた その2






なんだかんだと言っても着いたら晴れたりしてるんでしょ?という甘い期待も当然の如く裏切られ、現地に到着するとさらに雨足が強まっているのでした。


時間に余裕を持って受付を済まし、普段であれば大会本部の趣向を凝らした出し物を見学するところですが、この雨じゃぁどこにも出られません。





やることもないので、粛々と靴の紐を結んだり解いたり、舐ったり炙ったり。








そんなこんなでスタート前からびちょ濡れで出発地点のアーチ付近に向かうと、よくまぁこれだけ集まったなぁと感心するほどの人、人、人。1000人くらいはいますね、これ。


スタート地点では温泉落語の演者の方々がいろいろと盛り上げようとしてくれておりましたが、雨の音とカッパみたいなものを着ている人たちの衣擦れの音でよく聞き取れませんでした。




     


スタート地点はスキー場付近となるため、温泉街と比較すると70m近く高い場所にあり、序盤3qまでは下りが主体のコース。


ここのところ出産等のビッグイベントが続き、寝不足な上に練習不足。
そのせいもあって中団グループから抜けきれず、カッパとか着てる人なんかと一緒に走ってました。







2q付近からは草津温泉街コース。

決して広くない両側に土産屋さんが立ち並ぶ路地をジェットコースターのような勢いで駆け抜けていくと、草津温泉のシンボルとも言える湯畑が顔を見せます。



   

これが走りたくて今回参加しているようなもんですからね!










3q過ぎからは別荘・ペンション地帯。
木々に囲まれた広い道路で登り坂が続きます。



そして、4〜6qは普段はサイクリングコースとして利用されている林間地帯に。


    

細い道でダラダラと続く上り坂にランナーは相当苦しめられるわけですが、熊さえ出てこなければどうでもいいです、そんなこと。










     


コースの全容を知っていれば、6q過ぎのアップダウンを考えて絶対に前半は抑えるという作戦になっていたはずです。



いざ登ってみれば何とか登れるレベルの坂道なのですが、下図のように見えるところが多く、気持ちが萎えること請け合いです。

   


















8q地点で一度折り返してゴールへと向かいます。

ここまで来ると他のランナーもボロ雑巾のように疲弊しており、アップダウンでの走り方の切り替えさえしっかりできていれば、結構順位を上げていくことも可能です。

自身も「登りは前傾で、腕振りしっかり」と呪文のように唱えながら実践していたつもりですが、折り返しで行きあった後輩たちには、「魚雷」みたいな体勢になっていたと一様にダメ出されるのでした。





ラストは火薬の切れ掛かった魚雷のままゴールへと雪崩れ込みました。








つづく
















草津熱湯温泉マラソンに出てきた その3




前半、抑えに抑えまくっての結果、先頭はとうに見えないような位置でのゴールとなってしまいましたが、後半は順位を落とさずまずまずの結果。

タイム的にはアレですけど、あの難コースで今の体調ならこんなもんかなの41分。
いやー、1q4分ペースを維持するのがこんなにきっついとは!!レース終了後に温泉饅頭をいただきましたが、まったく喉を通らず。




そして、今回は「スマイリー」トリゴエ・「修三」クロイワの二人が見事入賞!
トリゴエは3位の景品で米をもらってました。家庭のある人間なので米は大変助かったそうです。

クロイワも序盤はオレの視界にチラホラと見え隠れをしていたのですが、カーブのたびに大きく離され、結局1分半ほども差がついてしまいました。






当面はこいつらに肉薄する走りができるようにならなければ・・・。
チーム内1位になること、それは下手なロードレースで優勝するくらい大変なことなんですけどね。






表彰風景。ちゃんと写真見ながら絵をかけばよかったと今さら後悔。
あとイラストの表彰の字間違えてます。












続いてゴールしたのは、「影薄(シャドウ)」オカモト・「ガンツ」キクチの二人。

タイムはともに43分で、順位は20位前後。結構な好成績にチームディレクター的にも嬉しい結果です。

5人制の駅伝大会だったなら、ここまでの5人で絶対に優勝できてましたよ、これ。





そして、特筆すべきは普段は存在感の無さから「透明人間」とか「忍者」などと評されているオカモトですが、レース後に寄った日帰り温泉施設で下着を残して全部の服を盗まれるという偉業を達成したことでしょう。


「服、盗まれました!」と全裸でオレに報告に駆け寄った瞬間、チームメイトはもとより温泉客も含め、今日一番の存在感を放っていました。












被害届を出すオカモトをゲラ笑いしながら激写。
この後、「不謹慎です」と咎められることに。














そして、次にゴールしたのはモミアゲと逆三角形の二人。
互いに譲り合いながらのゴール。


   

二人とも平坦なコースであれば、通常40分切りはできる人材なだけに今回のタイムはちょっと残念。

この悪天候の中、互いにペースメーカーにしようという思惑はわからんでもありませんが、1000人も他に走ってる人がいるんだからそんなに互いばかり意識しなくとも・・・という感は否めません。













最後にゴールしたのはガリオとワッキーの二人。


   

体重を絞りすぎて筋肉量が絶対的に足らず、タイムが伸びないガリオ。
体重が絞りきれず、ペースがつかめないワッキー。


とくに今回のようなアップダウンが続くコースでは、どちらも決め手にかけるところでしょう。二人のテーマは明確なので、次戦までに修正をしていきたいところです。



互いに大盛りそばを食っているところをひたすら凝視し、プレッシャーをかけ続けました。

















そして、今回エントリーしながらもレースに出られなかった2人を紹介しましょう。


一人目はポッと出。
彼は地震被災地へボランティアにしばらく行っており、今回のレース中も献身的に避難所での運営を手伝っておりました。




しかし、必ず書いてくださいアピールがちょっとうざかったです。












そして大御所、キングオブクズことクズ石さん。

レース直前になって、「泊まりで行けない草津温泉には行ってもしかたない」とキャンセルを表明。




さすが、の一言。


ここのところ、プールトレーニングの時以外は練習にも顔も出さないため、ブタに磨きがかかっているクズ石さん。いち早い復帰を願っております。














この日宿泊させていただいたいホテル櫻井の女将さんには事前に、「誰かしら入賞してレースを盛り上げますよ!」と豪語をしていただけに 一定以上の結果を残すことができて何よりでした。



   


オレ自身は入賞に絡めなかったのが心残り。


本来であれば走りながらの風景を最大限に楽しめるはずだった、この草津マラソン。
次回の開催が決定したなら、もう一度リベンジをしたい!そして、ホテル櫻井に泊まって贅沢したい!そう心に誓いながら今回のレポートを締めさせていだきます。






おわり










ホームへもどる