2011 美里町万葉の里駅伝に出てきた  その1



しつこくも駅伝大会に出てきました。
駅伝3連戦の締めくくりとして選んだのは、埼玉県美里町主催の「万葉の里駅伝」でございました。


前回の奥むさし駅伝のように箱根ランナーがゾロゾロといる大会とは違い、地元の企業・学校を中心であり、コースも起伏に富む町内を一周する駅伝大会です。むしろ我々のように県外からの出場の方が珍しいくらいかもしれません。


出場チームは中学生・女子で40チーム、・一般52チームの全92チーム。規模的にはそこそこ大きい大会でしょうけれども、今回のチーム編成であればまずまず高順位が狙えそうなんです。新しい助っ人が相当走れるんで、うまくいけば優勝も夢ではないかも!?というところまできてるんです、実は。



しかし、あまりデカイこと言ってうまくいった試しがありません。


特にコイツみたいに。


 

ポッと出の奴がここのところ調子がいいもんだから、自分が区間賞獲ってしまったら閉会式までみんなを足止めさせてしまうかも・・・と捕らぬ狸の皮算用を地で行く発言を繰り返しておりました。

こいつ自身がいつも話す、オレに彼女がいたらこうするああする、というのと何ら変わりません。





しかし、あいにく前日まで雪が降っていたので、開催自体を危ぶむ動きもあったり、メンバーが急に都合によって出走できなくなったりと今回もごったごたしましたよ。




しかし、オレのお手製テルテルボーイズが功を奏したのか、当日はすっかり快晴!
ちょっと風があるけどこの程度なら問題なし。



美里町遺跡の森公園体育館前にて全員生着替え



92チーム×7人、これに加えて父兄や応援もあるから会場は相当にわんさかしておりまして、それにあわせてスポーツ用品の即売会などもあるのですが、なぜか取り扱い商品はサッカー用品ばかり。うーん、わけわからん。



つづく










美里町万葉の里駅伝に出てきた  その2


1区 3.7q  A:オレ  B:モミアゲ 

小高い丘の上にある公園内をスタートし、下り坂が終わったあとは向かい風のつづく平坦地をひたすら北上するコースです。




中学生の部は20分前にスタートしているので、一般50チームがスタートラインにひしめき合います。
オレとモミアゲは到着が少し遅れ、2〜3列目をキープ。でかいマラソン大会なら10数列目なんてのも当たり前なご時勢、こんなもんなら全然世話ありません。


互いに靴紐やタスキのチェック等を行っていると、我々の前方、すなわち一列目にならぶ4人が中良さそうに話しているのが聞こえました。



「最悪、あそこの木までは頑張ろうぜ!」



「あのあたりで写真撮ってくれてるしな!」



「よーし、いっちょやってやんぞー!」




・・・とまぁ、明らかにスタート記念ダッシュ組の真後ろについてしまいました。

  


いやまぁ、どういうペース配分で攻めるかは個人の自由なんですが、こういう人は急激に失速してくることが多いため、コースが狭いと危ないんですよね。

モミアゲに「気をつけろ」と目配せしてからスタート。


記念ダッシュ組はさすがに良いスタートを切ってましたが、それ以上に速いチームにぶっ潰されてました。



想定通り、本庄早稲田高校の陸上部がやっぱり速い!
埼玉県内では中堅クラスかもしれませんが、埼玉の層の厚さを考えればこそで、他県であれば十分に通用する強さを持っています。


その高校がOBも含めて3チームも出ているもんですから、どうにも分が悪いとしか言いようがありません。自動的に順位が3つ下がるようなもんですから。








それでも何とか4位に喰らいついてタスキリレー。

途中、結構な向かい風に悩まされたのですが、50人くらいしかいないんじゃオレの盾になってくれる人もおらず、逆に盾にされて最後負かされました。


モミアゲに至っては、女子中学生にかわされる始末。反省しろ!!


でも、タイムだけ見れば、オレが11分48秒で3’15/qくらい。モミアゲで3’30/qとそれほど悪くないタイム。まぁ前半は下りが多かったしなぁ。



   

後で聞いたのですが、本庄早稲田高校3チーム中、2チームはぶっ潰しての帰還のせいなのか、それとも聞いたこともないチームが上位に食い込んできたためなのか、オレのスネ家が濃かったのか、現場ではちょっとだけ話題になっていたそうです。けへっ!



そして、前後のチームともに10秒差程度と気の抜けないところで、2区のポッと出に期待を込めてタスキを繋ぐのでした。










美里町万葉の里駅伝に出てきた  その3




2区 1.9q  A:現在4位  ポッと出
              B:現在23位 逆三角形

普通はマラソン大会では絶対にありえない超短距離戦。
1区に引き続き向かい風に晒されながらも、後半の追い風区間で勝負をかけるほぼフラットなコース。


すっかりクズ石に次ぐポジションを確立しつつあるポッと出ですが、この数日前に調整で行った1200m走でオレを屠ったせいか妙な自信がついてしまったようで、いちいち発言がうざったくて仕方ありません。



区間賞はさすがに無理だとしても、それ相応に勝負はできるもんだと思っていたのですが・・・・









10秒前を走る3位チームに追いつきたくてのオーバーペース。
にんじんを目の前に吊り下げられた馬のように、個人でペース作りができない弱点が大きく露呈した結果、後半で一気にだれてのこの失態。
順位も3つ落としてチームは4位に。


加えて、寡黙に自分のペースを守った逆三。たった1.9qの間に8人抜きをかましてくれました。タイムもAチームのポッと出より12秒も速いって、おい。
北風も彼の鋼のような体には通用しなかったようです。




    

いつもならより格好良く映ろうとするウザ男が今回ばかりは顔見せすらできずにいました。
彼はこの後、13人に「チーム編成間違えちゃったね!」と言われる運命に遭います。











3区 3.8q  A:現在7位  オカモト
              B:現在15位 キクチ


ひたすら追い風でぐいぐい攻められるほとんど一直線ストレートコース。でもちょっと登ってるかな。



本来であればチーム1のポイントゲッターのトリゴエの出番だったのですが、火山で大騒ぎのところが出身地のために今回は欠席となってしまいました。

微妙ながらも最長距離区間。グッと差をつけるためにも確実に走れるランナーが欲しいところです。


Aチームは、影が薄いことを除けば、大外しをしないかつての準エースオカモト。
Bチームは、学生時代からトライアスロンで鍛えてきた新人キクチ。





この区間もA・Bチームであんまり差がない結果に。
実力派で固めたはずのAチームがたった1分半しか差がつけられません。こいつぁ、ひょっとしたらひょっとするぜ、Bチーム!


久しぶりのレースだってのに結構走れるキクチくん。そして、ガンツスーツを着込んでいるのを差し引いても、もうちょっとは離せたろうに・・・というオカモトくん。




ともに順位をちょい落としで後半の山岳コースへ。





ちなみにこの区間で繰上げスタートがあって、おおよそ20チーム以上がタスキを繋げなかった模様。
ここまでの道のり9.4qを40分以内で走れないとダメだってことですから、ちょっとブレーキでもあれば厳しいかもしれませんね。










4区 3.1q  A:現在 9位 カナイ
              B:現在16位 イッシー



後半区間は山岳地帯。そこへと辿るだらだらとした登りコース。

・・・のはずだったんですが・・・




 思いのほか登っていた!とブーブー言われました、レース後に。


 事前にどんなコースか?と聞かれましたが、仕様が無いじゃない。全部のコースを見てるわけじゃないんだから。
 しかし、常時どんな角度からもグチを放り込んでくるイッシーは水を得た魚のように文句たれ、その毒気に当てられたのか2児の父であるカナイも口を尖らせて同調しておりました。

 グチを言って速くなれると思うなら好きなだけ言うがいい。




 Aチームは順位を変えずに9位。
 Bチームは5つ落として21位。





つづく













美里町万葉の里駅伝に出てきた  その4


5区 1.9q  A:現在 9位  マユなし
              B:現在21位  クズ石



短距離区間と侮ることなかれ。前半は急な登り、後半は急な下りと勢いだけで走りきれない微妙な難所。簡単に言うと紙を山折りしたようなコース。


ここには、面白いメンバーを配しました。

Aチームには年に1回しか助っ人にこない、マユなし法一ことナンバくんと、Bチームには伝説のクズ師ことクズ石。

クズのクズ足る所以をこのレースで見せてくれるのか?と思っていたら本当に見せてくれました。







周回タイプではない駅伝大会の悪いところは、メンバーの動向をまったく確認できないところです。
そして、このクズはオレの監視が外れるとすぐにさぼり始める悪癖があり、普通1.9qのレースであれば初っ端から全力走ができるレベルまで体とテンションを上げてくるのが普通なのに・・・ノーアップというおよそ戦法として成立しない方法を選択してしまうのでした、死ね。


結果、タイムは9分22秒、区間順位もどうなのよ、それ?てなレベルなのに・・・


   

・・・逆切れ気味。
クズ石の想定では10分以上かかる見積もりだったらしく、ホッとしたとか。一応、自分なりにプレッシャーはあったようです。






そして、特筆すべきはマユなし法一ことナンバくんです。
実は2日前に参加を無理にお願いしたってのに、区間賞まであと5秒という素晴らしい記録をマークしてくれました。

さすが野良犬の如き体力を持つ男、サッカーで鍛えた脚力は伊達ではありませんでした。

そして、この山折りコースながらに、同じ距離の2区ポッと出(平坦地)よりもタイムがいいです。





残りあと2区間。現在の順位は・・・

 Aチームがここにきて一つあげて8位。
 Bチームは3つさげて24位。








6区 3.1q  A:現在 8位  クロイワ
              B:現在24位  ガリオ

前半に急な登りで、後半から一気に下って山岳コースを抜け出るコース。距離はそうでもないですが、アップダウンのきつさは7区間中1番か?


Aチームは満を持して、初参戦ながらも最終人型決戦兵器クロイワを投入。

彼は今回チーム初参戦となります。
以前から他のレースでちょくちょく一緒に走ることが多く、どこのチームにも所属していないということで引っ張った新メンバーなのですが・・・・






普段は非常に無口な彼ですが、こと陸上となると関わってきた時間と濃度からか、松岡修造を別人格として持っているかのように豹変します。


そして、その松岡モードのままに区間2位の激走。
きっと抜きざまに他のチームの人も応援しているんだと思います。


そして、Bチームのガリオに限ってはまたレース前に風邪を引いたとかでタイムは正直いまいち。彼の場合は「好調」という状態でレースに臨むことが年に1度くらいしかありません。
次こそは好調









7区 3.6q  A:現在 5位  イケモリ
              B:現在25位  ワッキー


最終区はフラットコースから始まり、ラスト1qは登り坂を一気に登り、最後に400mグラウンドを1周してゴール。正直あんまり走りたくない区間。


もう最後ですし確実を求めるなら、ここは有る程度、「登れる」ランナーじゃないと任せられません。

Aチームには意外性の男「聖人」イケモリを、Bチームには「登坂王」ワキモトを配します。





しかし、最終区ともなるとどこのチームを優秀なランナーをぶつけてきます。

イケモリも決して悪くはないのでしょうが、2人抜かれて7位でゴール。


抜かれた相手も現役高校生の本庄早稲田のチームだし仕方ないと思うのですが、当のイケモリは言い訳の一つもなく、今にも腹を切りそうなくらいに凹んでいました。

いやもう本当にクズ石・イッシーとかに見習わせたい。イケモリの爪の垢を煎じて作ったゼリーを腹いっぱい奴らに食べさせてやりたい。

         

イケモリのことだから、きっと反省して大いに練習に励むのでしょうが、これ以上に練習されたらオレが抜かれてチームバランスが崩れるんじゃあないか!?と不安に思ってしまうオレもそのゼリーを食す資格があるのだと思います。



Bチームのワキモトは、練習にあまり来ないわりにはしっかりした足取りで最後の坂を登りきり、25位キープでゴール。

事前にクロイワくんから走り方のアドバイスをもらっていたおかげだそうです。
やはりチームに経験者が多いと助かりますわー。










これで無事繰り上げスタートもなく、レースを完走することができました。

この大会はタイムが手集計なんでちょっとお時間がかかりましたが、いよいよ表彰式兼閉会式のスタートです。いやもう学生さんが多いこと多いこと。


 

で、全体順位ではAチームが7位だったものの、6位のチームは中学生チームだったため、一般表彰では一つ繰り上がってギリギリの入賞を果たすことができました。




ここぞという写真を見事にブレさす凄腕の撮影テクニック。

副賞みたいもんでカップ焼き蕎麦を大量にもらい、ホックホクで陣地に戻り、皆でその表彰状を確認しました。



そこには「あー、もう書くことなんか何もねぇよ」と言わんばかりの横に拡がった「栄光を讃える」の6文字。これなら表彰時に「以下同文です」と略さなくてもOKでしょう。






いやー、これは表彰状の文言なんてどうでもいいくらい本当に嬉しいです!
なにせ、チームで初めて形を成したものですから。Bチームも含めて全員で取れたもんだと思っていますよ、本当にお疲れさまでした!


タイム・順位で見ても、現役高校生にボロ負けってほどでもないですし、今後さらに楽しみでございます。
オッさんはどこまで強くなれるのか、これからより一層ぶっ叩き甲斐が出てきました。




おわり







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