桐生堀マラソン



2月。それはマラソンシーズン真っ盛り。

前回の足利マラソンからですと約3ヶ月、真面目に積み重ねてまいりまして、走り続けてまいりまして、今回は、桐生市で行われる「堀マラソン」に出場して参りました。

その昔、堀さんという方が私財を投じて公園整備をしてくれたことをたたえて始められたのがきっかけで、開催回数は今回で56回目を数えます。

名前が堀マラソンなんていうもんですから、お堀の周りを走るような想像をする方もいらっしゃいますが、そうではありません。



しかし、この日を迎えるにあたり、メンバーにもいろいろとありました。
しかもレース直前にバタバターッと。



メンバーのの風邪に始まり、次いで、ブタ岡さんの骨折。





練習中、急に足を引きずり出し、「やばい、折れたかもしれない・・・」と呟きました。
いやいや、そんな簡単に人の骨なんて折れないよー、と言うと、「おいおい、オレの体重95kgだぞ?」と自慢にもならない話をしながら、翌日整形外科に行ったら、本当に折れていました。

足の裏の折れやすい骨らしいですが、太りすぎが最大要因だったのは否定できません。







そして、ぽっと出のギックリ腰。






彼の場合、トレーニング中ではなく、結婚式での余興中に負傷するというアスリートとしてありえないシチュエーション。レース一週間前までブーメランみたいな格好でウロウロしている姿は涙を誘いました。
近所の小学生から「アシモみたい!」と笑いを取れたそうです。





さらに、「膝爆弾」ことトクさんの電撃レース回避。







最後にクズ石の電撃「久しぶりに彼女が出来たかと思ったら約一ヶ月でフラれて、その傷を癒すのはスノボと温泉と酒しかないので」レース回避。




おまえ、ほんとクズだな!










そして、レース当日。


前日、あいにくの雪が降り、集合時間の午前7時頃には道路以外は雪で真っ白。路面は凍結。気温は氷点下に近いというひどいコンディションとなってしまいました。




さらにここでハプニング。

今回、初レースとなる新人が2名ほどおったのですが、こいつらがまた酷い!



一人は集合時間直前になって、「・・・今起きました」コール。





最終的には、「・・・今日は諦めます」って!バカ!
コイツの場合、やれサッカー、やれ飲み会と予定を詰め込みすぎている部分がオレと似ているため、まるで自分の失態を見ているかのようでした。






そして、もう一人はもっと酷い。

連絡なしのマジドタキャン。




もっとも今まで一度も練習に参加したことのないヤツだったし、あまりこういった大会に出る気がなかったのかもしれません。決して無理強いした覚えはないのですが・・・。


「走りたい!」という人が合流してくる分には歓迎なのですが、人数が増えすぎると、今回のように受付時間ギリギりセーフといったような面倒事も増えてくるんで考えものですなぁ。






このようにメンバーに病人・怪我人・ドタキャン・失恋が続出する中、「病弱系絵日記サイト」管理人のオレ自身が健康でしょうがないってのも皮肉な話です。




あー、怖いくらいに健康!




つづく




堀マラソン その2






レース前の風景、ほんと人だらけ




会場に到着するとすぐさま受付を済まし、自分たちのスペースを作るべく適当な場所を探しました。

しかし、どこを見渡しても一面凍りついた芝だらけ!座れるところなんて一つとしてありゃしません。オレがトイレから帰ってくると、誰一人としてシート一つ持ってこなかったために、ケツをつけずにただ立ち尽くしておりました。


何?誰も何もないんか!?と言うと、「えー!教えてもらわなきゃ、わかんないっすよ!」と逆ギレ。

おい!何回、こういう大会に出てんだよ!?その度に毎回シートもってこい、椅子もってこい!とか言わにゃならんのかい!




というわけで、こういったことにならないよう、レース初心者の方々が必ず持ってくるべきもののご紹介をいたしましょう。



シューズや着替えはあたり前として、まず、今回のようなケースも重々考えられますので、ピクニックシート等は必須です。





さらに防寒対策も考えるのであれば、アルミコーティングされたスポンジシートが下に敷ければ言うことありません。
本番前のストレッチなんかには欠かせませんですよ。





あとは、安全ピン。
ゼッケンの取り付けはどんな大会でも行いますので、必ず付属品としてもらえますが、一度落とすと見つからないことも考えられますので余計に持っていくといいでしょう。




最近では、服を傷めないボタン式のゼッケン止めも出ているようですね。





あとは、ポケットティッシュは必須。
人数の多いマラソン大会ですと、以前にも書きましたがトイレ問題が必ずと言っていいほど浮上してきます。





待ち時間が長すぎてアップができない!ようやく入れたトイレの鍵がしまらない!なんてこと以上に「紙がない!」という悲劇が日常茶飯事なバトルフィールドなんですよ、こういったところは。





最後は、ちょっとした食料ですね。

一般的には消化時間を考えて、レース本番4時間前に食事を摂っておくと、うまく消化が進み、腹の中でガスがあんまり出ない、つまり腹痛対策に繋がるわけです。

しかし、アップやそのときの状況で、一口、二口の軽い栄養補給なんかがあっても問題ありません。腹が減ってはレースになりませんから、バナナですとか緊急補給用のゼリーなどを持っているだけでも心強いですよね。



ちなみにA氏は、ゴール直後に食べさせるようにパッサパサのカステラを嫌がらせで持参しておりました。







つづく



追記:
この日はバレンタインであったため、A氏が持ってきてくれた生チョコを食べながら、朝一でお母さんにチョコをもらってしまったポッと出が「これ!カウントしていいすかね!?」と必死な形相をしておりました。









堀マラソン その3



■スタート


10分前にスタート地点へ向かうと、公園のすぐ横を走る片側一車線の道路を完全封鎖しているものの、1,000人以上のランナーのほとんどがすでにスタンバイしているように見えました。

周りに何のプラカードもないことから、タイム別のスタート方式ではなく「並んだもの勝ち」方式のようですが、まともに並ぶと最後方まで下がってしまいます。


今までの経験則からすると、大抵の人が「自己を過大評価」して前の方に並ぶ傾向がありますので、どちらの方式であっても、「ここらへんかなぁ・・・」と自分が思う2〜3列は前に陣取らないと、スタートで相当遅れを取ることになります。





人間不信という装備を携えて、一桁順位を狙う身としては最前列に並びたいところですが、さすがに遅れて来てそこってわけにいきません。
そんなわけで、そそくさーとオカモトくんとともに、3列目に紛れ込みました。
さすがにこのあたりに並ぶ人たちは良い靴はいてますわ。





■1q

最初の1qは、昔の面影を残す商店街を横目に走ります。

今回のレースは一般700人、高校生400人と、とにかく若い子が多く、スタートから格の違いを見せ付けられました。

恐らく地元高校の現役駅伝部の子たちでしょうが、最初の1qを恐らく2分50秒程で通過しているようです。




もちろん、こんなもんについていった日には、次の1qまでの間に吐瀉物を撒き散らしてのたうち回ることが目に見えておりましたので、余裕を持って3分20秒程度で入りました。


ここからはゆったりとした上り坂がずっと続き、5qの折り返しまでに約80mを上ります。今まで出たレースを考えればほぼ平坦と思っても差し支えない程度です。








■2q地点

この近辺は歴史文化エリアとでも申しましょうか。
文化財とも言える街並みを残した建物が両脇に並び、気温こそ低いけど、あたたかい雰囲気でランナーを出迎えてくれるのですが、前のランナーにぴったりつくコバンザメ走法をしていたので、その人の背中とケツしか覚えておりません。












■3q地点

ついていくケツが、違うケツに変わる














■4q地点

地元の女子高の前を通過。
黄色い声援へのほのかな期待を捨てきれず、周りをキョロキョロ。
こうなると前の人のケツや背中を拝んでいる場合ではない。




でも、今日は日曜日。






つづく










堀マラソン その4



■5q地点


女子高を通り過ぎてから約1qのところで折り返し。
また、この折り返しコーンが中に隠れられるくらいにでかくて目立ってました。





タイムは17分22秒。1qあたり3分30秒のイーブンペースなので、寸分の狂いもなく予定どおり。
このあたりから、ついていくケツがいなくなり、以降一人旅が続く。


あとは、緩い下り坂のみなので、一人きりであっても、このままペースを落とさず走れるかが勝負の分かれ道。



※コーンのサービスショット












■6q地点





今度こそもしかしたら・・・と淡い期待を抱くも、やっぱり女子高生の応援部隊はいない。


女子高生が応援に出ていないのか!?と、心の中でとりあえず憤ってみた後に、なにかが吹っ切れた。






■7q地点

まばらな商店街を抜け、群馬大学キャンパスにはさまれた緩いカーブを下るコース。
できれば、このあたりで勢いをつけたいがどうにも体が動かなくなってきた。

気温の低さと、オレの血の巡りの悪さが手伝ってか、レース途中に体全体がうっすら麻痺。耳も、穴に綿を詰めたように聴こえが鈍い。
体全体がモワァッとした感覚に包まれて、自分の手足が2倍くらいに膨れ上がったかのよう。形容するなら、軽くミシュランタイヤのキャラクターみたいになったかんじ。

でも、まだ足は動く。
景色を楽しむ余裕なし。










■8q地点

相変わらずの一人旅。
確かに下っているはずなのだが、その恩恵に預かっているような感覚が感じられない。

血の巡りが悪い感覚は治らず。防寒装備が甘かったか?
しかし、それ以上に気がかりなのは、悪魔超人ザ・マウンテンと闘ったテリーマンばりに靴紐が切れそうなこと。

レース中に靴紐が切れそうになったことがないのでわからないが、きっとメンバーに不吉なことが訪れている気がする。





【解説】
キン肉マンの初期時代、バラバラにされたミートくんを取り返すため、7人の悪魔超人と闘うシリーズがありました。
しかし、正義超人が悪魔超人にバッタバッタと返り討ちに遭ってしまい、その流れでテリーマンの靴紐が暗示的に4本も5本も切れるというシーンがあったのです。







■9q地点
人、人、人。

他の部門の人たちとゴールが一緒になるため、抜く隙間がないくらいに道路にランナーが拡がっている。大多数が中学生くらいか?
足利マラソンの時なみにひどい。
 
 

ここからの1qは商店街をドリブルしながら走り抜ける練習でもしていないと、体がまったくついていかれません。

実際の部門順位は10位くらいのもんだろうに、おそらくラスト1qで200人は抜いたと思う。




つづく







堀マラソン その5



実に、この9ヶ月間の練習成果がじわりじわりと発揮できた展開でございました。それでは、参加者のタイムを早かった順に結果報告いたします。

参考までに練習開始前の5qのレースタイムと比較してご覧ください。
( )部分がその参考タイムでございます。



■義太郎(5q:27分)
 
 それではm一番タイムのかかったワッキーから紹介いたしますが、それでも10qを48分なので、そんなに捨てたもんでもありません。
前半からひたすらイーブンペースでさわやかに走りきっていたようですが、頼むから長ズボンを脱いで走って欲しいです。

  



■ぽっと出(記録なし)
 
 彼の場合は、ギックリ腰やってますからあまり強く言えないのですが、それでも46分ならまずまずかと。



彼本来の走りからすれば、42〜3分は十分狙えるとは思うのですが、いかんせんフォームの汚さは義太郎と並び群を抜いているため、今後は腰周辺強化とフォーム改善ですねぇ。






■イッシー(?)
 ギリギリ44分


以前に駅伝の助っ人を頼み、4q18分かかった時には「いつもの10qのペースで走ってしまった!」と言い訳ばかりしてるなぁと思っておったのですが、蓋を開けてみると言い訳どおりで驚きました。んー、やるなー。
とにかく赤いハイソックスが目立ってました。


■ガリオ(5q:23分)
 44分

以前よりはタイムが縮まってきているのでしょうが、以前まで張り合っていたモミアゲ氏との差が2分開いてしまったのが痛いです。
第2子が生まれたばかりで忙しいでしょうし、こればっかりは仕方ありません。

他に問題を挙げると、今度予定している駅伝で空き時間にオレに子守をさせようとしているところでしょうか。











■モミアゲ(5q:22分)

前回のレースから2分半を縮めての42分でゴール。
うおー!伸び率だけで言えば、彼ほどぐんぐんタイムを縮めてくるヤツぁいませんよ!伊達にモミアゲ伸ばしてません。










■「とっつぁん坊や」カナイ(5q:21分)

2児のお父さんということで時間のない中、確実にタイムを縮めてきて、40分でゴール。現在、素人会トップ。

※素人会=陸上経験者のオレとオカモトくんを除いたメンバーのこと



10q中9q、靴の中に小石を入れたままレースをしていたらしく、「これさえなければ40分切れたのに」とぼやいておりました。まぁ、そういうこともありますよ。




長い旅路をともにしたその石を後生大事にしてもらいたいと思います。









■「影薄(シャドウ)」オカモト(5q:20分)

影のエースというか、本当に影の薄いオカモトくん。今回も人ごみに紛れ、危なげなく38分でゴール。オレ同様にイーブンペースを心がけて走っておったようでございます。

そして、相変わらずいつゴールしたのかまったくわからない。




ジリジリとオレとの差を縮めてくる彼に対し、壁として存在し続ける自信がありません。












■オレ(5q:19分)

あまりの疲労に目がいつもより2倍くらい凹んだ状態でゴール。
ギリギリですが、目標の34分台に到達、入賞!






そんなわけで長々と引っ張っておりましたが、桐生堀マラソン編は終了でございます。
全体的なチームの底上げがなされているのがなんとも嬉しい!
あとは、最下層クラスである、翼の折れたエンジェルらしからぬ、足の骨の折れたブタ岡さんや、傷心クズ石の建て直しが課題となりますでしょうか。




それでは、次回は埼玉県の騎西町駅伝でお会いしましょう!








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