本沢温泉湯めぐり旅行記 その1
 



■日本最高所 本沢温泉探検隊の記録■


那須七湯巡りもいまだ記憶に新しいところですが、那須の観光協会からのオファーもないことですし、懲りずに湯巡り企画第三弾を実行してきました。


今回も歩いていかないと入れないという秘境系の温泉でして、場所は長野県八ヶ岳の山中にある本沢温泉です。

こちらの売りは、「露天風呂では高さ日本一」ということで、標高2,150Mに位置しています。

この「日本一!」という下手すれば過大広告で訴えられそうな常套文句も、標高ばかりは誤魔化しようがありません。
もっとも、イギリスのウェールズ山のような例もありますけども。




 解説:
 イギリスのウェールズで地図作成のために測量をしていると、村人自慢の「おらが山」がわずか標高が6m足りないばかりに「丘」に格下げされそうになり、村人が総がかりで6m継ぎ足そうとする映画。実話じゃないみたい。
 若かりしヒュー・グラントの甘いマスクが見たければ見ればいいじゃない。






「日本一」と名のつく風呂入りたい!

その言葉に男心をくすぐられ、発見から5分とせずに「いつか『オレ!山と結婚する!』と言い出しそうな太った後輩ナンバー1」のシオヤくんに電話し、そこまでの山岳ルートの調査と水先案内人を依頼したのでした。


そして、他にも「日本一」という名前に魅せられたバカヤロウ3名とともに、八ヶ岳へと向かったのでした。





挑戦当日。

いまだ登山経験と言えば、浅間・那須と2度しかないオレですが、その全てが「濃霧で何も見えない」「大風・大雨・雷」といったラピュタでも探しに行ってるのか?と問いただしたくなるほどに天候に恵まれてきませんでした。





しかし、今回は違いました。
嘘のような青空に、湿度の低い高山の冷たい風が頬を撫でます。







もう文句の付け所もありません。
自分の体調を除けば。





今年の夏風邪は咳が酷く、横になるとさらに咳がひどくなるもんですから、全然熟睡できてませんし、子どもの頃に喘息を患っていたため、その名残からか容赦なく咳き込みすぎてゲロを吐きそうになります。

さらに前日は午前様まで仕事だったので疲労感もたっぷり!


「病弱系絵日記」ライターとしては、これ以上ないというコンディション。
今回も只事では済みそうにありません。





念のために嘘臭い栄養ドリンクだけは買っておきました。



商品名「リキガッツ3000」




つづく












本沢温泉湯めぐり旅行記 その2


まず、本沢温泉への山道入り口に到着。


舗装道路が真っ直ぐ続く途中に、年季の入った鉄製の手書き案内図と、その脇に森林へ誘う車一台がギリギリ入れる程度の未舗装道路が出現し、付近には恐らく我々と目的が合致するであろう登山客の車両が10台くらい駐車されていました。



なお、看板には注意書きで「ここからは4WDでないと無理です!」とあります。
確かにこの荒れた土と岩むき出しの道路では4WDでも頓挫しかねません。





今回の車両は4WDなんだから少しでも距離を稼ごう!と、すべての行程を徒歩制覇したいシオヤくんを尻目に、車両で奥へ奥へと進んでいったのですが、とにかく路面状況の悪いこと悪いこと。

「シッ!しゃべると舌噛むよ!」という映画か漫画でしか見たことのない台詞を素で吐くことができました。






ガクンガクン、と大地震に向けての防災訓練並みに揺れながら走ること数分、前方に下山中の熟年ハイカーを発見。


道路の幅員が車一台分しかないもんで道を譲ってもらったのですが、抜きザマに奥様ハイカーにデジカメでパサリと撮影されてしまいした。


「こんな山の中を車で走るなんて、どれだけ非常識なのかしら。きっとあの人たちはアイスの蓋も舐めずに捨てるタイプよ、きっと!あぁ、やんなっちゃう!非常識な人間ばっかりで!せっかくだから写真撮ってブログにアップしてやりましょう、ダボハゼどもがぁ!」的なことを十中八九言われてるのだと思います。

    





それから、さらに数分。

もう限界!揺れすぎ!
あと2,3分も走り続けたら、タイヤ残してぶっ壊れそう!
急いで草木が切れたスペースに車を突っ込み、そこからようやく歩くことにしました。

少しは車で距離を稼げたかと思うのですが、あの立て揺れによる恐怖心と比較するとそんなに得した気がしません。







さて、ここからはいよいよ歩きです。

準備をしっかり整え、シオヤくんの案内により荒れた林道を登っていきます。

先日の大規模な山岳遭難事件のようなこともありますし、準備と行程だけはしっかり把握しておくのが鉄則なのですが、初参加メンバーの天然パーマ2号ことミネギシくんの靴がアシックスなのが少し気がかりです。

  


一見して、軽くてクッションの柔らかいスポーツシューズは楽そうに思えますが、岩山などゴツゴツしたところを歩くには山シューズのような靴底が固いものの方が負担が少ないんですよね、足裏なんかは特に。

さらに山シューズは、そういった場所で足首ひねることのないように、がっちりホールドできるハイカットになっているものが普通です。



オレの靴もそのあたりは最低限守れてるはずなのですが、シオヤくんには「あぁ、でもケイスケさんの靴は街歩き用レベルですよ?」と初回の次点でダメ出されているのでそんなに変わらんのかもしれんです。







しかし、人の靴の心配をする前に、自分の体力的な部分を心配せねばなりません。

前述したように咳が止まらん状況での山登り。
いつもならば、先頭に立ってグイグイ引っ張るぐらいの体力バカだけがセールスポイントのオレが、今回に限っては皆のペースに引きずられるようについていくのが精一杯。




少し登ると車止めがあり、ここからは完全な徒歩圏内のようです。

標高はすでに1,800mはあるのでしょうが、森の木々は太く深く我々の視界の前に立ちはだかっていました。前回の那須岳ではこれくらいの標高で、すでに森林限界っぽくなっていたのになぁ。(※那須岳は活火山なので植物があまり育たないのが原因ですって)




そしてもっちらもっちら歩くこと1時間。


目的地の本沢温泉への行程の半ばにさしかかったようです。正直ここまでの道のりはかなり楽です。

山道は一般車こそ通れませんが、重い荷物を運搬するための特殊車が通る程度の広さと勾配になっており、前回の那須岳だの朝日岳コースに比べればお子ちゃま程度のレベルです。わぁ、それじゃオレの靴と同じだ!(根に持ってます)


話によると、昔はジープのようなオフロードカーで本沢温泉までの往復送迎があったようですが現在は廃止されているそうです。



しかし、こんな崖だらけの山道や木道を車で通るのはかなりの度胸がいるだろうなぁ、と呟かずにはいられない場所に限って、「うわぁ、この崖滑りてぇ!」と雪山バカのマシモ・ミネギシコンビが眼下を覗き込んでいました。

待っててやるから滑ってこいよ、と。






そして、少し森の木々が切れたところで休憩です。



空気が薄くなるほどにテンションが上がるシオヤくんは、遠くの山々を指差しながら、「あれが●●岳で、あれが○○山!あー、あの△△岳は登ってるんですけど、××ルートはまだ未経験なんですよねぇ!」と大きな独り言を述べておりました。(※山の名前が覚えられません)

彼の話はまったく耳に入りませんが、苔むした岩の上に座りながら、木々の間を縫って吹く少し冷たい風の音に耳を傾け束の間の休憩を楽しむのでした。


コースの平易度に比べてバテ方がちょっと酷いのですが、食欲だけはしっかりあるため、出掛けにでかい弁当を喰っているにも関わらず、最初の休憩でオニギリ・カロリーメイトを摂取。





さらに、ここでリキガッツ3000投入。

もう信用できるのは、自分の体力とリキガッツしかありません。



つづく












本沢温泉湯めぐり旅行記 その3



休憩を挟み、列の真ん中付近を静かに30〜40分も登り続けると、前方からふんわりと肉が焼けるグッドスメルがしてまいりました。


特に暑い日などや、熱いお湯に浸かると、途端にグッドスメルを放つという特異体質のシオヤくんが発生源かと思い、鼻をヒクヒクさせてみたのですが、どうにも違うようです。


  



もう少し進むと、林の中に2つ3つのテントが見え隠れしはじめ、キャンパー達が少し早い昼飯としてウィンナーを焼いており、その香ばしい匂いをキャッチしていたようです。

近くには「飲料水」という札のかかった小川が流れ、その下流部にはコブシ等の野草が生い茂っており、見た目にもかなり良い感じで、キャンプ道具を一切持っていないオレですら、妙なキャンプ熱に当てられたのでした。

  

キャンプ熱に当てられ、妙なポーズをとるダメメン(ダメなイケメン)マシモ



そして、このあたりは、本沢温泉の山小屋の敷地内で、キャンプ料を払えば適当にビバークできるポイントになっています。

とすれば、本沢温泉まではあと少し!



ものの5分も歩かないうちに森が開けて黒い板張りの山小屋が見えてきました。

日本最高所!本沢温泉!とそこら中に看板で自己主張してある山小屋は、予想よりかなり大きく、街道に面した場所ではちょっとした出店まで出ているほどです。

  


肝心の露天風呂はここから5〜10分程度歩いたところにあるようですが、入浴券はこちらで購入しなければなりません。


出店にいくつかある張り紙の中に「生ビール!」という目に毒な文字がありましたので、極力視界に入れないように入浴券を購入しようとすると、後輩シオヤがその手を掴み、ゆっくりと首を横に振るのでした。


   


違うよ!?ビールを飲もうとしてるんじゃないよ!そら運転してもらってるから飲めるけど、そんなに人でなしじゃないよ!

そう弁解しようとすると、シオヤくんはさらに頭を振ります。

「・・・・ケイスケさん。入浴券はまだ買わなくても大丈夫ですよ。ここからが本番ですから。」


彼の発言の意図するところがわかりません。

すでに目的地に到着しており、あとは湯船に浸かるだけなんです。例えれば優勝のゴールテープはすでに背中より後ろに来ており、あとは美女の熱烈なチューという副賞をもらうだけなんです。




「これからあの硫黄岳まで登るんですから、お風呂は最後ですよ」と、険しい山肌を覗かせた硫黄岳と呼ばれる山々を指して言いました。


 


きっとシオヤくんは山に登りすぎたせいで、アムロの父ちゃんテム=レイみたいに酸素欠乏症になっているんだと思います。



いやいやいや!ここまでの片道2時間も歩けばもう十分じゃない!?帰りも2時間近く歩くわけでしょう?
もうここは気持ちよく風呂入って汗流せばいいじゃない!?

しかし、シオヤくんは納得しません。




ここからはQ&A方式で対話記録を掲載させていただきます。


  Q.山頂までどれくらいかかるの?

  A.約2時間です!



  Q.標高差は?

  A.山頂の標高が約2,800mですから、600〜700m程度です!





  Q.メンバーに体調不良の人がいる場合どうする?

  A.ケイスケさんならやれると思います!

   

  遭難者を出すメカニズムの一端が見え隠れした




今ここにある危機を前面に押し出し、必死の抵抗を試みるも、山頂方面を向きながらポワァっとした表情を見せるシオヤくんの決意は固く、まったくと言っていいほど言葉が通じません。


これ以降は、壊れかけのレディオのように「山はいいですよぉ・・・」としか言ってくれません。



さらに追い打ちをかけて、ここ2年くらいで登山激ハマリ中のムスカ似のカトウくんが、眼鏡を人差し指で押し上げながら「私が政府の密命を帯びているということをお忘れなく!」と駄目押しをしてきます。



   


ちなみに彼の密命は「山頂であんパンを食べる」だそうです。
そんなのにオレを付き合わせるなよ。


さらに初心者組であるオレ・マシモ・モジャ2号の結束は微妙に緩く、下図にするとこんな勢力図となっておりました。


 


つまり、マシモ、モジャ2号は若さと有り余る体力を武器に、「そのまま風呂にも入りたいけど、天気もいいし別に登れなくもない、それに政府の密命もあるし」と、荷物にあんパンを忍ばせながら日和見を決め込んでいるのです。


結局、4(健康)対1(半病人)という戦局を覆せるはずもなく、「行けるとこまで行く」という口約束で出発をせざるを得なかったのでした。もう!


「ここで待っている」という選択肢はなかったのか、今後改めて検討していきたいと思います。




つづく










本沢温泉湯めぐり旅行記 その4



本沢温泉までの緩い上り坂とうって変わり、硫黄岳への道程は非常に厳しいものでした。いや、単純に自分の体力ゲージの減り具合からそういった風に感じただけかもしれませんが。


  


後ろ髪が50本抜けるくらい引っ張られる思いで、本沢温泉を素通りし、露天風呂近くの地獄巡りのような地帯を通り抜け、その後は急な森林地帯をゾンビが岩肌をなめるようにして登っていきます。





あぁ、空が青い。オレ以外みんな超元気。




一時間後にようやく、チェックポイントでもある峠の山小屋「夏沢峠」へ到着。
休憩も兼ねてあたりを散策することにしました。


この夏沢峠では山小屋に宿泊が可能で、食堂のような建物の中には有料のトイレも設置されており、道すがらネイチャーコールミーしなくても済むわけです。
女性に優しい硫黄岳。オレには優しくない硫黄岳。


別の受付棟のような建物ではちょっとした土産物まで取り扱っています。
シオヤくんが必死こいて集めている山バッジや日用品など、そしてオレの血液と言える缶ビールも・・・。

どうもここ最近の「すごい!」と感心する対象の一つとして、「こんなところなのにビールが売っている!」と感ずることが多い気がしてなりません。








そうこうするうちに休憩時間は終了。
ここからはさらにハードな斜面を登ることになります。


ここから上は森林限界となり、牧草のような背の低い草と岩場のみで視界が構成されています。
この時点でおおよそ標高2,500mオーバー。


唯一心を許していたリキガッツ3000の効果は夏沢峠のトイレに流れてしまったのか、会話をする気力もなく、薄くはがれたような岩を踏みしめる音と、呼吸音ばかりが耳につきます。

メンバーの話す「あと○○分で山頂!」とか「現在標高○○m!」などの位置情報がわかる会話内容のものは、極力シャットアウト。

まだ、そんなにあるのか!?と絶望しないためにも何事も耳に入らないように・・・上を見上げて山頂までの距離と高さに精神崩壊を招かないように視線は平行より下へ向けるのでした。

       


意識は強い風邪薬を飲んだ時のように鈍化させ、ただただ着実に前へ前へと歩を進めるマシーンと化して、最終的にはHONDAあたりでASIMO先輩のように製品化してもらうんだ・・・とひとしきり病んだところで景色が一変したのでした。


目の前に壁のようにあった斜面が切れ、少し緩やかになった砂利だらけの道の間に三途の川で見るような石積みの塔がいくつも見えました。






そして、斜面が切れたその先には青い空がただ拡がるのみ。そう、頂上はすぐそこまで迫っていたのでした。




わー、と一斉に駆け出すようにして登ります。
ザッカザッカと岩と小さな石を踏みしめ、最後の斜面を一気に登り切ります。

頂上は少年野球くらいならできそうなほどに平たく広くなっており、すでに登山客達が思い思いの場所で昼食を取っていました。



ここが標高2,800Mの景色。

晴れ晴れとした青空の下には、山間の町並みが点景のようにして配されており、さらにすぐ横には噴火によって抉れた火山口のような崖がぽっかりと大きな口を開けています。





もうほとほと動く気も起きず、疲労でうすらぼんやりとした目で、そんな非日常的な風景を佇みながらしばらく見つめていました。


あー、悪くねぇなー。

ひとしきり咳き込んだ後、ふいに口をついたのは、そんな言葉でした。





おおよその今回の行程マップ。
次回はいよいよ露天風呂入浴です。




つづく










本沢温泉湯めぐり旅行記 その5



休憩中は持っている衣服をすべて身に纏い、まわりのメンバーが、山頂あんパンや山頂コーヒーで盛り上がっているところに背を向け、ひたすらに寝て体力回復に努めました。夏山は寝てもどうにかなるから好き。

 


そろそろ出発しますよ、と起こされた頃には山頂付近は急激に霧がかり、気温もかなり落ち込んでいるようでした。全部着込んでいるのに結構寒いぞ、これ!


眠気覚ましにシオヤくんが飲んでいたホットコーヒーを分捕り一気飲み。
あー、少し寝たら楽になった!(たぶん、30分近く意識を失っていました)






荷物を手早く取りまとめ、早いとこ温泉に浸かりたい一心で下山開始です。

ここからは下り一辺倒のため、普通であれば登りでかかった時間の7割くらいで下山できるはずですが、何をトチ狂ったのかムスカ=カトウが大暴走。





ペースについていけない鈍牛シオヤの解説によると、最近、彼は山下りの楽しさに目覚めてしまったようで、ストック二刀流を駆使し、とんでもないスピードで下るため、周りの登山者から「インドラの矢」と呼ばれているとか呼ばれていないとか。


身長180p・体重55s程度。そのスーパースリムな体型に長い手足。
マラソンにおいても、下りを走るのに有利な条件がこれでもかと言わんばかりに揃っています。

周りの登山者に「若いっていいわねぇ・・・」と数回も言われているうちに、景色はほぼ記憶に残らないまま下山完了。2時間かけて登ったところを1時間とかからずに本沢温泉に戻ってきてしまいました。ちょっとしたトレイルラン並みに早いかも。




 閑話休題

 





そしてようやく待ちに待った入浴タイムです!3時間前に入れたはずの温泉がすぐそこに!

空腹が料理の最高のスパイスであれば、温泉にとっては待望感と疲労感がそれに値するのは間違いありません。





※他のお客さんがいたため、記憶だけで書いています。多少の誤差は勘弁。




  本沢温泉 露天風呂
  料金:600円
  時間:24時間(たぶん)

  備考:
   野湯っぽいロケーションですので、女性には最高に不向き。
   だが、そこは乗り越えていただいて是非体験してもらいたい。


自分自身がお湯に溶け出すくらい浸かっていたかったのですが、ファミリー客がこの後入ってこられましたので、割とあっさり出てきてしまいました。
我々の前にも登山客らしき人が結構入ってましたし、結構な立ち寄りスポットなんですかね。

こうなると、訪れる人が多い割には湯船が小さいのがちょっとしたネックと言えましょうか。

あー、帰りの行程を無視して1時間くらい入っていたかったなぁ。オレ、川の真横とかにある温泉大好き!




そして、体力ゲージギリギリでどうにかこうにか下山。もう本当にやばかった!
温泉で多少回復したのが功を奏したんですかね?


帰りは軽井沢客の渋滞に巻き込まれてしまい、うんざりするくらい長い時間をかけて帰路につくのでした。次はどこいくかなぁ、と咳き込みながら。




おわり









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