バキ百人一首製作委員会

2009年1月26日(月)の詩咽



『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド1』



          


「グラップラー刃牙」シリーズが好き過ぎて、個人的に百人一首を製作することにいたしました。














『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド2』



先日、報告いたしました「バキ百人一首」なんですが、こういったもんを一人とかで作業するのは、雰囲気的にも重苦しく、完成しても「お前、気持ち悪いな」とか言われそうでお蔵入りしてしまいそうなもんですから、すぐに友人たちを招集いたしました。

※グラップラー刃牙…壮絶な親子喧嘩を背景に、魅力ある超人的強さを誇るキャラクターたちがボッコボコ殴りあう格闘漫画。現在も少年チャンピオンにて連載中。




そして、先週末。ケイスケ邸での様子。

















今回は「グラップラー」シリーズのみだと言っているのに、花山薫(少年ヤクザ)が主人公の外伝シリーズから名台詞を入れてこようと必死でした。











こういう寄り合いに参加しなければ、本当にもてるだろうにな、と思わずにはいられない逸材です。















超人的な脚力を持ちながらも、常にゲームセンターCXの有野課長と同じ色の作業着を着ている24歳。
バキ占いにより、列海王を引き当てた強運の持ち主。あんまりもてないと思う。











JOJO百人一首のときにも世話になりました。
相変わらず、バキシリーズは一冊も所有していないのに、名文句はほぼコンプリートに暗記しているという気持ち悪い子。

部屋に入ってきた第一声が、「ジェットで2時間か・・・さすがに早えぇな」でした。





以上4名にオレを含んで鋭意選定中です。












『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド3』



この漫画の見所は筋骨隆々の男達がぶん殴りあうだけではなく、戦いにおける自負であったり、偏った格闘論であったり、奇異な叫び声だったりするわけです。

その一言一言を日常会話として使うようなマニアにとっては、百人一首では物足りないという声もあるかと思います。
事実、現在までの発刊数は90冊くらいなるものですから、3百人一首とかになってもおかしくありません。

しかし、そんな読み手殺しのものを製作するわけにもまいりませんので、ここは心を鬼にして第1部である42冊+外伝一冊までと範囲を絞ることにいたしました。


さて、バキを知らない人を大きく置いてけぼりにしてしまうシリーズとなってしまってますけど、みなさん大丈夫ですか?僕は大丈夫じゃありません。



それでは第一行程としては、各巻の「これだ!」と、体に電撃が走るような部分を付箋でチェックしてまいります。





おい、ウチは漫画喫茶じゃねェんだ!



こんなリラックスした状態ながら結構な時間をかけて全巻ともこんなかんじにしてみました。
おかげで本棚に全然入りませんです、はい。







つづく








『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド4』


5人がかりで百人一首候補を選択していると、「あ〜、やっぱりここ選んじゃう?」というような鉄板の名文句があります。

ですから、他の人がすでにチェック済みの本を見返しても、新たに付箋を貼り付けるところがないなんてこともありました。
そのたびに、互いにニヤリと見合っては「これは外せんよなァ〜」と、言葉を交わすのでした。



そんな中、このアマッコだけは違いました。






女性ならではのセンスで名言を搾り出してくると思いきや、「これ、いけますよね?」と持ってくるもの一つ一つ微妙に的をはずしてきます。



唾吐いてるシーンの「ペッ」という部分に付箋を張ってきたり・・・

  




おしっこを漏らした瞬間の擬音を一押ししてきたり・・・





かーくーとーうーマーンーガー!!!!!

これは格闘漫画ですよ!
そこだけ拾ってしまったら、ちょっと性癖のおかしなAVメーカーみたいじゃないですか。

とにかく、自分の琴線に触れた部分は全部付箋を貼り付けているようですが、限りある紙資源がもったいないので、もうちょっとよく考えてから貼ってください。



しかし、こういったアナーキーなセレクトを他の人に「これいいですよね!?」とごり押しした結果、いくつかは百人一首化されている模様です。
上の句からはおおよそ想像できないキラー取り札となるのは間違いないでしょう。誰か「ジョロジョロ」で札が取れるんだろうか?








『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド5』


ある程度の選定が終わりましたので、今度はパソコンで入力です。
全ての札を手書きという案もあるにはあったのですが、やたらにオレの業務量が増えてしまい手詰まりになると判断し、自由の利くパソコン入力&出力で勘弁していただきました。


  

ナンバ・カネコ両名打ち込み中。




  


使用頻度の高い人名などは、しっかりと単語登録。
現在、オレのパソコンはバキキャラのほとんどを一発変換できるスーパーパソコンとなっております。



もう選定はほとんど終わってるんだしあと一息だな!と想像しておったのですが、甘い甘いご馳走にハチミツをぶちまけるほどに甘かったです。

まず、慣れないと大変なのが、板垣恵介用語です。

「・・・・だッ!」

「・・・・・じゃねェェェ!」

と、いったように平仮名の中にちょいちょい小文字のカタカナが混じってくるため、正確に打ち込もうとするとやや時間がかかってしまいました。




それともう一つ。

それは、名言が飛び出すたびに全員が寸劇を始めるため、作業がなかなかはかどらないということです。


 


これは注意しようにも体が細胞レベルで動いてしまうため、対処のしようもありません。














『グラップラー刃牙百人一首 ラウンド6』



   

ここいらで作業も佳境。
プリントアウトしたものを切り分ける作業に移りました。


ここで、取り札はある程度補強していきます。もちろん、常人であれば一発で死に至らしめるような勢いで札を取りにくる猛者の参加を考えてのことです。




で、それとなく完成。

現在までで55枚しかできてないのですが、その一部をご紹介いたしましょう。

グラップラー刃牙」にとっては、誰しもが頷かずにはいられん名言ではないでしょうか。






最大トーナメント1回戦。

レスリングでオリンピック出場の巨漢ロジャー・ローハン。
それに対するは伝説の達人、ミスター合気道、渋川剛気。


身長差40センチ、体重は3分の1程度、という絶望的な体格差を背景に、アナウンサーが堰を切ったかのように、タブー中のタブーに触れてしまう。


それは「達人」保護説について。

日本人であれば、誰しもが畏敬と憧憬を抱く「達人」という存在。
「達人」が今まで戦うところを見た人間がいるのか?
実戦の場で、「達人」の技が発揮されたところを見た人間がいるのか?

達人の試合を直前に控え、職業柄触れられずにいられなかった問いに対し、一つの答えを求むる発言をアナウンサーはしてしまうわけです。

今までは心の中のみで自問自答を繰り返し、想像上での結末にこうであろうという曖昧な答えを出し続けてきた自分への苛立ちさえ感じる一コマ。

このアナウンサーは名前さえ不明なキャラではありますが、文句なし百人一首入りです。

きっと取り札の中では、上の句の数文字で争奪戦が始まってしまうようなことになると思います。
先日紹介した「ジョロジョロ」とは比較のしようもありません。



どうでもいいんですけど、この「達人は保護されている」カードって、時効警察の「誰にも言いませんよ」カードにちょっと似てますよね。


    





※追記:

実はこの「誰にも言いませんよ」カードもとい、「達人は保護されている」カードがダブりが出ているため、欲しい人には抽選で見ないで書いた渋川剛気先生を添えてプレゼントいたします。


適当に締め切りますんで、ご応募お待ちしております。