2009年1月上旬の詩咽





2009年1月3日(土)の詩咽




いやもうテレビの前で号泣してましたよ、あけましておめでとうございます。










2009年1月5日(月)の詩咽





今年こそ飼おうかと思っておりますゆえ。














2009年1月6日(火)の詩咽


強風吹きすさぶ中、群馬県は前橋市のとある公園で実施された百人バーベキュー。

主宰の「火力が強すぎてそんな頭になっちゃったんですか!?」と問いたださずにはいられない髪型のモテパンチさんに聞いたら、勢い余って115枚くらいチケットがはけたとのことで、百十数人BBQと相成ったようです。


        


なんにしても盛況で何よりでございます。

今回は『焼いと倶楽部』の方々が炭で顔やら人に言えないところやらを真っ黒にして、百数十人に対して大量の食材をひっきりなしに焼かれてました。本当にご苦労様でした。


 
大量の食材に

    

大量の調味料。
そういえば今回は塩ダレしか使わんかった気がする。


 

炊き出しっぽい雰囲気の会場。




さて、当のオレは、ライブペインティングというか2009書初め的なことをやることになっておりましたので、先日完成させたばかりのボードを組み立て始めました。

しかし、「群馬=サンドストーム」という数式が成り立ってしまうほどにここいらは風が強い地域でして、せっかく作ったボードを木に立てかけようとしても全然バランスがとれません。ネジで止めた4枚のボードがミッシリミシリと悲鳴に近い不快音を立てます。

このままですと、絵を描いている最中に真っ二つなんてことも十分に考えられます。それはそれで面白いかもしれんなぁ。別れる二人を左右に書いて、その二人は強風により分かたれる様をライブで実況するとかはどうだろうか?とくだらん提案をしている間に、サポートで遊びに来てくれていた友人たちの提案でボードを寝かすことにいたしました。


      
あぁ、何この安定感?
大地に抱かれて2009。

ものっそいしっくりくるにはくるのですが、こんなことならコンパネ寝かすだけで十分だったなぁとか、あの日曜大工の日々は一体なんだったのだろう、と悔恨の念に駆られて作業が進みません。

例えるなら、探し回ってようやく買えた服を意気揚々と着込んで遊びにいくと、その日に限って服には一切触れてもらえずに髪型ばかり褒められたりするような感覚でしょうか?バカヤロウ!これは天パだ!


そんな暇もなく時間に限りがありますので、さっさと書き出しをせねばなりませんのです、時間は無情なり。

今までありがとう、先割れネジ・・・オレのことは大丈夫だから心配しないでいいよ、電ノコの替え刃・・・・とりつけてあげる余裕がなくてごめんね、カーテンレール・・・




つづく















2009年1月8日(木)の詩咽


気をとりなおしてイラスト製作に取り掛かりました。

「書初め」となるとやはりこう新年おめでとうございます的な雰囲気が前面にドバンと出ればよいかなぁ、と思っていただけで何を書くかはまったく決めないでこちらに来ておりました。


しかし、準備の慌しさに心奪われ、題材にいまいちピントが合ってきません。しかめ面でボードのうえで正座していますと、友人が肉を運んできてくれました。そういやBBQ会場なのに、全然肉食ってない!そういや今朝モチ食ってから何も食ってない!渡りに船!取り皿に牛肉!

わー!と肉にむしゃぶりついたのは良かったのですが、中途半端にレアっぽい触感。しかし、せっかく運んできてくれた友人の気持ちを無下にするわけにもいかず、一気に飲み込みました。

ブルリッ!
思わず体に寒気が走ります。
と、同時に、今にも強風で飛んでいってしまいそうな大きな紙を前に、一気に筆を走らせました。





やはり絵がでかくなると全体を掴むのが大変。






オレが目を離すと誰かがすぐに松ぼっくりを置きに来ます。







紙が足りないのでもう一枚追加して完成。

今年の抱負

「手づかみで生肉を食べるのが似合う男になる」


新年でありますし、抱負をでっかく書いてやりました。
多少の生肉もニコニコと口の中を真っ赤にして食べられるようなワイルドな男になりたいものです。

すると、友人たちがこぞって生肉を持ってきてオレに食わせようとします。
ううん、一年の抱負ですから下半期くらいからトライさせてください。



つづく












2009年1月10日(土)の詩咽


やーやーやーやー、ゆっくりし過ぎた!!
気づけば太陽がちょっとカクテル色になりけり!



ここまで陽が傾いていると、日暮れまで一時間もないでしょう。

絵を照らすためのライトなんぞ持ち合わせておりませんので、あと小一時間で仕上げて「見て見て!!」とDJのマイクを分捕って放送するところまで行きつかなければならんのでしょうか?


まず無理!どうしたって無理!
そもそも何書くかも決まってないってのに!

とりあえず今求められるのは、クオリティでも可愛らしさでもいやらしさでも愛おしさでも切なさでもやるせなさでもなく、「速さ」そのものです。

とにかく速く書けそうなものってんで、手当たり次第に近くにいる人を書き出しました。似顔絵とか描いてる余裕もないもんですから、ひたすらにその人の特徴をミックスしたモチヒコを書きました。




左から、ずっと鉄板に付きっきりのアフロの人、カービー、盛り上がるとタンクトップになるフランス帰りの人。知らない帽子の人。

こんな調子で、性別の区別がつきづらいけど、当の本人または近しい友人クラスであれば辛うじて判別ができる程度の似顔絵?を量産してまいったのです。


とにかく目についた人は手当たり次第!ある意味、目でレイプしているようなもんです。

しかし、オレに書かれているとは露知らず、歩く歩く、動く動く、踊る踊る、トイレ行くトイレ行く、肉食う肉食う、で、どうにもジッとしてくれません。そらそうだろ。




悪戦苦闘しつつ人数を増やしていきますが、前面埋めるほどの時間もないことですから、松の木を書き始めました。




水墨画の心得とかあればもうちょいマシなもんになるのでしょうけど、泣いても笑ってもオレにとっての最上限の松でございます。こんなことなら親戚のおばさんに習っとけばよかった!



あぁ遠近感?くそ喰らえだ!!!







などと言っている間に、あたりは真っ暗。
参加者の皆さんも火の回りからだんだん動かなくなってきました。

オレも従来の場所では明かりゼロになってしまいましたので、少しでも明るいところへとボードを引きずって大移動を開始しました。


肉が振舞われる近辺はまだ火やライトで多少明るいのですが、中心部に2畳分のスペースをどでんと取ってしまうもんだから性質があまりよろしくないようです。

気温よりも周りの視線の方が冷たいなんてことはないと思い、そのあたりにスペースを取らせていただきました。

でも、冷えた肉程度には視線が冷たいような気がするのです。






さて、それでもしぶとく明かりをもとに松の木おおよそ完成。
遠くから見れば木っぽく見えなくもない、でも松っぽくはない。





幸い夜になって風は止んだのですが、気温は目一杯下がってまいりました。
絵描きにとって手は命。かじかんだ指をマイ七輪で暖めます。あぁ、本当に持ってきてよかった、七輪。さんま焼きたい!




ほどよく指が温まったところで画業再開です。




完全に疲れからか女座りになっていますが気にしないでください。

もうこのあたりからは、暗すぎて視覚がまったく頼りにならず、ほぼ第六感のみで絵を描いてました。

「わー、ワタシも書いてくださーい!!」と女性がせっかくオレのところに来てくれても、ほぼシルエットしか見えません。

視覚が頼りにならんもんですからとりあえず触らせてはもらえんかね?と尋ねることもできずに、実物3割、想像3割、妄想4割で書いていくしかありません。




そんな苦行を続けること30分。
完成とは言いたくないけど、これ以上は無理なので完成!




※クリックすると拡大画像を表示


最終的には138名もの人々がこの現場にいたそうなんですけど、オレが書けたのは柴犬をいれて48人くらいのもんでした。三分の一ってとこかぁ・・・・。しかも現場に柴犬なんていなかったというのに・・・・。



いやぁ、今年は、初めからいろんなもんを学んだような気がします。

まず、最初に気をつけなければならんことは「時間に余裕を持って行動する」ということでしょうか。






おわり