ワンフェスに行ってきた 第2話




えらいことになってきた。

最初に間違って入ろうとした同人誌即売会場ですら相当広いのに、オレたちが向かうワンフェスはその数倍となる広さを誇っていたのです。

この日、マサシコさんの他にちぎゅさんという水先案内人に同行をお願いしていました。ちぎゅさんはオレが誘う云々抜きでこのようなイベントに顔を出す屈強の戦士でした。戦士曰く、事前に見るところを整理しておかないと1日やそこらじゃとても見て回れないそうです。ルーブル美術館かよ?
でも今なら理解できる。それくらいの広さと量が目の前に拡がっているのです。

そして中に入ると、特に「この原型師のフィギアが欲しい!」とかないし雰囲気が味わえればいいかな程度に考えていたオレの甘ちょろい考えは会場の熱気で吹き飛ばされてしまいました。

前述のとおり、広大な会場内には数え切れないほどの出店物。上着なんて着てられないような熱気がオレを襲います。そして、ほ、ほんのり汗臭い!


そして、見渡す限りの
人!(オタ)
人!(怪獣)
人!(美少女フィギア)




入ってすぐの両脇出店ブースを遠目に見ると、なにやら肌色っぽい人形でひしめき合っています。オレの記憶が確かなら肌色のガンダムなんていないはずですが。



  

      肌色の新型ガンダムたち


ねぇ、オレのガンダムは?オレのガンダムはどこ言ったの?ねぇ?
ガンダムを探しつつ会場をウロウロすること数分。

時刻は11時。

開場から1時間が経過したころでしたが、すでに会場内のいたるところで「完売」の表示が目立っていました。
もうかよ!?と思いましたが、今、飾ってあるのは展示の分だけでこれらだって売り切ってしまうかもしれないような状況でした。
オレはこの肌色ガンダムたちの相場ってもんを知らなかったのですが、それにしたって安い物ではありませんでした。一体で5,000円〜20,000円くらいはします。



しかし、これらが飛ぶように売れているのがここの現状であり、真実です。
そこら中でデカイ袋を持ってウロウロしている人を見ますが、あの中には肌色ガンダムが詰まっているのでしょうか?あれ袋の端から足っぽいの見えてない?ねぇ?



でも、でもですね。じっくり見てみると素人目にもやはりすごい技術で作られているんだなぁと感心する部分がたくさんあるのですよ。

確かに一般的な視点から見たら、うわぁってなるようなものかもしれませんが、それでも偏見をもたずにゆっくりと見てみてください。そこには確固たる信念とそれに裏付けられた素晴らしき技術力が見えてくるはずです!





特に股ぐら。





いやマジでしっかり作られてた。恐るべし18禁。



他にもスゴイと言えば、リボンであったり、髪の毛であったり、やたらと細い部分が多いフィギアってすごく手間のかかった作品なのかなぁって思いました。
隣にいた他の一般客がその出来映えとコストとの比較からべた褒めしていたのが、そんなフィギアでした。


  
  細いパーツがやたらと多い作品


いや、これをマジで個人で作ったとして7,000〜8,000円で売るのはあまりにも忍びないよなぁ。オレならその値段じゃ売らないと思うもの。かと言って部屋に飾ったりとか無理です。
よくわかんないけど、こういうものを作成できるってすげぇと思います。匠だと思います。




全体的に見てきてわかったことの一つとして、確かに造形うんぬんがその人気に反映されるのは確かな要因ですが、フィギアのエロさというのもその大きな要素となっていることがわかりました。



  
   モロ見えのフィギアに群がる人々


もう現場はエッライ騒ぎですよ!
バッサバッサと止むことのないカメラのャッター音。
より良い位置で写真を撮ろうとフィギアに詰め寄るファン。
それに対して近寄りすぎないよう作品を必死に守ろうとする店員さんとの攻防はワンフェスならではの好カードではないでしょうか。だって、なんだかハツラツとしてた。

何よりこれほどまでにわかりやすく人を引きつけるエロさを造形に反映させた制作者にまったく頭が上がりません。


エロス万歳!

マニア万歳!

オタ文化万歳!







でもフィギアよりでかいカメラで股ぐら接写するのは勘弁な!










つづく(全然終わる予感がしません)










追伸:ガンダム発見しました。