ワンフェスに行ってきた  第1話


ワンダーフェスティバル公式HP




先日、東京ビッグサイト内で行われた、ワンフェスというイベントに行ってきました。


っている人もいるかもしれませんが、このワンフェスの説明をしておきましょう。
まず、皆さんは「ガレージキッ
ト」というものをご存知でしょうか?「個人のガレージ(作業部屋)から情報(オリジナルモデルの複製品)を発信していく」という意味合いから、ごく自然とこの名称が定着したものだそうです。掻い摘んで言うと、オリジナル性の高い少数限定の模型って感じですかね。

ここらへんは、公式HPの「ガレージキットそしてワンダーフェスティバルとは何か?」という解説文を見ていただけると非常にわかりやすいと思います。

そういった普段お店では目に出来ない少数ロットのガレージキットや、企業の新製品や企画品などが並ぶ巨大模型展示イベントがワンフェスです。
でも、模型と一口に言ってもその幅はとても広く、戦艦だったり、キャラクターものだったりとその形に定められたものはありません。


まず、オレとワンフェスとの出会いは、友人が学校に持ち込んでいたマニアックな模型雑誌で知ったのが初めてでした。
その時から模型やおもちゃが割と好きだったオレにとって、ワンフェスは「一度は訪れてみたい」場所となったのです。
しかし、そのイベントの濃さから到底一人では行けないなぁ、と思っている間に記憶は風化し、今年になりその思いが再燃したのです。気づいたわけです、今なら一緒に行ってくれる人がいるだろう、と。

さっそく、「マサシコさんくらいになると毎年行ってると思うんだけどさー」という語り口で某マサシコ氏に電話で用件を伝えます。
あれー、そうでしたっけー?と笑いながら同行を快諾してもらいました。これで一安心。



そして、当日。

国際展示場駅に降り立つと明らかに客層が違ってきていました。
今までどの車両に隠れてたんだと言いたくなるくらいにソレっぽい人たちが列を為して歩きます。そしてオレ達もその波に合わせビッグサイトへ。


会場に近づけば近づくほど、異様な雰囲気が強くなってきます。







   妖気の正体

駅から国際展示場までの間はずっとこんな感じ。
すっごい違和感感じてました。



で、歩くこと数分。
まだ全然会場内に入らないところでチケット売り場が設けられていました。

入場料の2千円を支払うとなぜだか本を渡されました。


 
   表      裏


これは今回の展示のカタログになっているそうで、玄人は事前にマニアックな本屋(アニメイト)等で購入し、どこで何の販売があるとかの情報を整理しておくようです。
つまり、会場に来てから買うような人は自ら「素人」と名乗っているようなものなのです。うん、オレは素人でいいです。

まぁ、しかし見てのとおりこのチケット兼カタログ、完全に持ち主を選びます。この会場内ならまだしも、オレは外でこれを開く勇気はありません。



しかし、ここに勇者が一人。



確かにチケットがカタログだなんて予想できませんわな。

オレは何時いかなる時もバッグを持っているので問題ありませんが、持ってないと常にでもこんな感じになります。


  
春風の如く颯爽と歩くマサシコ氏


うわー、超ニヒル!ホント、石原軍団かと思いました。

こんな調子でチケット一つ手に入れただけ大騒ぎです。入場前から盛り上がりが早くも第1次ピークを迎えています。このまんまで行くと、お昼あたりには鼻血が出て夕方には気が狂って鼻から花丸うどんを食す予定です。


小学生のように騒ぎながら会場近くに来ると、もうチラシ置き場とか臨戦態勢で客を待ちかまえています。



やる気まんまんのチラシコーナー


外からチラリと見える会場にはソレっぽい人々でいっぱいです。半端なく広いスペースに所狭しと並べられた商品や展示物。そうか、ここがワンフェスか・・・。と少し感慨深さとともに早くも立ちくらみがしてきました。
いやいや、こんなところで眩んでる暇はありません。わざわざ群馬から来たのです。ここまで来たからには全力で楽しんでやろうと入り口へと足を向けました。




入り口付近ではスタッフの人々が口々に呼びかけています。


「カタログがチケットの代わりになりますので、見えるようにご提示くださーい!」と。


入場者は見える位置に、外気にさらしづらい本を掲げています。オレも満を持してバッグから本を取り出し、胸の位置に掲げます。

これから始まる胸ワク大冒険を想像すると、強敵に出会った孫悟空並みにワクワクしてきました。



しかし、そのドキドキ感は一瞬にして別のものにとって変わってしまいました。




「お客様!ちょっとお待ち下さい!」




二人のスタッフに行く手を阻まれるオレ。
えっ!?何?またチャックでも開いてた!?




「こちらは同人誌の即売会場です!ワンフェス会場はあちらです!」




会場、間違えてた。
客層が似ててわからなかった。







つづく