スペースサファリに行ってきた 第2話




会場の準備は着々と進みます。
これでもかという数のパンを運び、




Digitalicさんの内装も終了。




開場時刻15分前。外の様子を伺いに行くと、そこにはたくさんの人々。結構お互いがお互いを知っているのでしょう。談笑などをしつつ、その時を待っていました。

そして、その最前列付近では柄の悪そうな男達が座り込み酒盛りを始めていました。
うわー誰だよーと思ったら、完全に知り合い。すっごい知ってる人。
こちらに気づいたマフィアっぽい男の名はサトルくん。以前にちょっとだけ絵日記に書いた「やばい」が口癖のナイスガイです。彼はすごく怖い外見ではありますが、その実非常に腰の低い男でした。
オレに気づくと「ケイスケくーん!お酒どうッスかー!」と声をかけてくれました。オレが飲まないわけないじゃない!

緊張している体に酒が染み渡ります。このままずっと酒をカッ食らっていたい衝動にも駆られますが、今はそういう状態ではありません。後ろ髪引かれながら会場に戻りました。



そして8時。

このサファリのオーガナイザー兼DJのmijaさんがDJを始めました。去年と同様、お香を絶やさないで!と必死の形相です。やはり、オーガナイザーともなるとその心労たるやオレの比ではないのでしょう。もとよりオレに心労なんぞございません。ただ盛り上げたいってだけです。


そして会場にわさーと人々がなだれ込みます。もうあっという間に250人くらいは入ったでしょうか。

まぁまずは序盤ということもあって、ホールをうろうろしたりする者、リズムに軽く体を任せる者、友人をみつけ談笑する者と場はゆったりとした雰囲気で流れます。


そしてジワジワと人が増え始めたところで一発目のステージが開けました。

まず一発目はマンダラクティブです。

以下公式紹介文より引用

マンダラクティヴ
兄・田村 智、弟・鳳統麗爾雅皇(タムラナツキ)による兄弟ユニット。オーストラリアの原住民・アボリジニの使う世界最古の木管楽器Didgridooを操り、伝統的奏法にとらわない、独自のスタイルで新たな木管楽器の可能性を追求している。
年間を通して多くの期間を過ごしているバリ島のクラブでも様々なアーティストと共演。
今回はjam bandのTEGWONがサポートで参加!



マンダラクティブの二人は以前、別のイベントで一緒になって以来、時々メールのやりとりなどをしていました。なんつーかいい具合に波長が合うというか何というかそんなかんじです。

で、やっぱり知ってる人がステージでワー!キャー!言われるのを見るのは非常に気分の良いモノです。
リハの時にちょいちょい喋っていたけど、ステージに出てきたら思いっきりワーキャー言ってやろう。もう卒倒する勢いで盛り上げてやろう!


そんなことを考えているうちに幕が上がりました。

響き渡る笛の音。いや、これが笛による音だと認識できるのはその楽器の存在を知る人だけではなかろうかと思うほどの音色。

しかし、幕は上がったてのに照明はつかないし、 ローブみたいな布ですっぽりと顔を隠しています。暗闇にぼぅっと浮かび上がるシルエットはどう見ても悪魔超人。


    


別の意味でワーキャー言われていたのではなかろうか?

   
       リハ風景

しかもナツキさんの持ってるディジュリジュ(笛)は、木製でなくて塩ビパイプ製。どっから持ってきたのさ。

確かに以前、一緒に飯食ってる時に「穴の開いたものなら何でも吹けるよ」って言ってたけど。オレも「そんじゃ、塩ビパイプ!」とか「ちくわぶ!」とか「れんこん!」とか無茶苦茶言ってたけど。まさか本当にやるとは思わんかった。


そして、TEGWONが演奏に加わるとその様相は一転。今までの民族色の強い演奏にすごく溶け込んだような、どちらがどちらに溶け込んだというよりは、融合に近い形で演奏が続きました。

その融合さは会場にいるオーディエンスを見たら一目瞭然でした。しょっぱなからエライ飛ばしてますよ。

演奏終了後、お兄ちゃんのサトシさんと話をしてたら、やっぱりあれだけお客さんがノってくれると最高に気持ちいいし、演奏しやすいそうです。ラフな格好に着替えたサトシさんは最高にいい顔してそう言いました。本当に気持ち良さそうだったわー。最終的にはローブ脱ぐだけでなく裸になってたものね。


そして、一端DJタイムとなり、お客さんも軽く一段落。
その感もずっと踊ってたりする人もいますけどね。

オレ達VJチームもDJ用に映像を切り替えて場を盛り上げるのに一役立ちます。今回は配線するのに際し、ちょっとした工夫をしたので、昨年のようにオーディエンスの尻を気にする必要もありません。あれはあれで面白かったけれども。(不可抗力でタッチする可能性があるため)

で、会場の機材を挟んで後方では、すこし毛色の違う取り組みがなされ、ここでも会場を盛り上げていました。

それはライブペインティングってやつです。その場のインスピレーションでガッサガッサ絵を仕上げていく様をショー的に見せるものです。最近ではそんなに珍しくないですよね。オレは見るの初めてでしたけど。


まぁ、しかし本当に下書きみたいなの全然しないのね。自分で絵を描くからわかるけど、下書きなしで絵を描くつらさみたいなのってよくわかるつもりです。

だってのに、ちょっと考えてはどんどん筆を入れてしまうのです。さらに見てよ、この絵の具の量。
色ってこんなにあるの?ってくらいありますのよ、チューブが。使い切れない、オレなら絶対使い切れない。普段から黒一色しか使ってないから。








途中経過でこんなかんじ。
ホントすげぇや。


今回、ペインティングを担当しているMARKHOR(マーコール)さんに「仮に値段つけたらいくらで売るの?」って聞いてみたら、「値段なんてつけられないよ」と言われました。なんかカッコよかったので、オレもこれからはそう言うことにします。聞かれてもいないのに、そう答えるよう心掛けます!や、やってやる!








まぁ、なんだかんだと順調にことが進み、VJとしてのお役目は無事終了しました。オレに至っては何にもしてないに等しいけれども。 ナガシマさん、マキノさんお疲れさまでした。




仕事してないけど、一仕事した後のお酒は超旨いです。





厳密に言うと、始まる前も少し飲んでました。



つづく